「シェアカフェ」をご存知ですか?
近年、「シェアカフェ」「シェアキッチン」「間借りカフェ」とも呼ばれる形態のカフェが増え、注目を集めています。
そこで今回の記事では、シェアカフェとは何か、そのメリット・デメリットについて解説してまいります。
これからカフェや飲食店の開業を検討している方に役立つ情報になっておりますので、ぜひ最後までご覧いただき、参考にしていただければと思います。

目次
シェアカフェとは?
シェアカフェとは、その名の通り他の利用者(オーナー)と店舗をシェアしカフェを運営する業態を言います。
主に元々の店舗の営業時間外や定休日を利用して、店舗の一部または全部を間借りして営業します。
昔は「レンタルカフェ」という名前で呼ばれることが一般的でしたが、最近はシェアオフィスやシェアハウスという表現が広まってきたことから、それに合わせてシェアカフェと呼ばれることが多くなりました。
とはいえ、「レンタルカフェ」は不特定多数の事業者に一時的に貸し出す意味合いが強く、「シェアカフェ」はどちらかというと特定の事業者と契約し継続的に貸し出すイメージで使われている傾向が高いかも知れません。
他に「シェアレストラン」と呼ばれることもあります。
シェアカフェのメリット
シェアカフェは貸す側と借りる側それぞれに異なるメリットがあります。
その中の主なものを以下に紹介していきましょう。
シェアカフェを貸す側のメリット
シェアカフェで店舗を貸し出す側のメリットとしてまず挙げられるのは、お店の空き時間も収入が得られるという点でしょう。
だったら自分で長時間、または24時間稼働させれば良いじゃないかと思われるかも知れませんが、個人でカフェを経営している場合、他に従業員がいなかったり少ないスタッフでまわしているケースがほとんどなので、長時間営業は現実的に難しいでしょう。
しかし物件の家賃を支払うためには1時間でも長く営業して売上を伸ばしたいもの。
そこで、店が営業していない時間帯や定休日に店舗を貸し出すことで利用料が得られるシェアカフェはある意味不労所得となり、働くことなく収益を伸ばすことが出来る非常に大きなメリットと言えます。
シェアカフェを借りる側のメリット
シェアカフェは、借り手にとってもさまざまなメリットがあります。
まず一つ目は、店舗を構えるための物件探しや借り入れ、内装工事、設備や機器の購入、そして営業に必要な許可や申請、消防検査といった手間がなく、初期費用も抑えてカフェを営業できるという点です。
二つ目は、もし売上が不調で経営が難しくなってもリスクが少ないという点。
カフェをやりたいけれど資金が少なかったり、上手くいくのか心配だという人にとって、このメリットを活かしてまずはトライアルとして気軽に挑戦が可能なこの方法は非常に魅力的です。
シェアカフェのデメリット
一方でシェアカフェにデメリットはあるのでしょうか?
貸す側、借りる側それぞれのデメリットについても説明します。
シェアカフェを貸す側のデメリット
シェアカフェとして店舗を他のオーナーに貸す場合、やはり営業を続けている自分の店の設備を使わせるわけですから、破損や紛失等をされてしまわないかという心配があります。
そのため、相手がどのような人なのか、どのような営業を行うのかをしっかり確認した上で
契約することが大切ですが、もしそのようなことが生じた場合の賠償などについても書面で交わすことも重要です。
また飲食を扱うため、もし貸し出した相手が食中毒等を出してしまうと、店舗の所有者である貸主が責任を問われることにもなります。
そのため、そういった時のための保険の加入も準備しておく必要があります。
シェアカフェを借りる側のデメリット
借りる側のデメリットとしては、勝手に店のレイアウトや内装を変えることは出来ないため、自分が理想としているスタイルにすることは難しいということです。
また、基本的に備え付けられている厨房機器や設備で作ることが可能なメニューしか作れないため、借りる前に自分の店の商品の製造が出来るかどうか環境の確認を忘れずに行いましょう。
営業時間についても当然店舗が空いている時間を活用するため、希望の時間に営業できないという点もデメリットです。
なお、シェアカフェでは借りる店舗の営業許可の元に営業を行うので、同じ業態の営業しかできないという点も注意しましょう。
料金は一日4,000円を予定しています
シェアカフェの料金は、一日4,000円を予定しています。営業時間に関係無く1日です。
シェアの期間は1日~1ヶ月まで、ご希望によりご相談に応じます。
まとめ
以上のように、シェアカフェは営業時間外も収益を上げたい貸す側と、コストやリスクを少なく営業したい借りる側、双方にメリットとデメリットがありますが、今の時代に合った営業形態であり需要が高まっています。
地方の商店街では経営難や空き店舗が増えているといった問題もあるため、シェアカフェとしての活用を検討してみてはいかがでしょうか?